アトピー性皮膚炎の方にとって、一定の紫外線を浴びることは、肌にも良いことです。
ただ、紫外線にあたりすぎることで、色素沈着や、アトピー症状を悪化させてしまう場合がございます。
そこである程度の紫外線対策が必要です。
アトピーの方にとって、紫外線対策で使用する一般の日焼け止めは刺激が強く、アトピー症状を悪化させてしまうこともよくあります。
というのも、一般に販売されている日焼け止めには、紫外線吸収剤、石油系界面活性剤、オイルなどが含まれているからです。
・ 紫外線吸収剤は肌への負担が大きい。
・ 石油系界面活性剤は、肌の表面の保護膜を破壊してしまいます。
・ オイルは、酸素と結びつきやすい性質で、過酸化脂質に変わりやすく、アトピー症状の悪化につながります。
紫外線吸収剤などは、アトピーの肌の弱い状態でご使用になられると、アトピー症状の悪化へつながりやすいといわれています。
※ 紫外線吸収剤は旧表示指定成分に含まれるものが多く存在します。
旧「表示指定成分」とは、「アレルギー等の皮膚障害を起こすおそれのある成分」として、以前に厚生大臣が指定し表示が義務づけられていた成分で、102種類(香料を含め103種類)ありました。
現在では全成分表示に変更されており、何がアトピーに良くない成分かわかりにくい状況です。
紫外線吸収剤のなかには、フェノール系化合物、ベンゼン系化合物があり、これらはタール色素や酸化防止剤などと同様に発ガン性などの毒性があります。
そのため紫外線吸収剤は毒性の強さに応じて一品目への添加量が制限されています。
それなら安心と思いがちですが、肌の保護膜が少ないアトピーの方が使用されると、直接これらの成分が肌の内部に侵入してしまうことになります。
そこで、皮膚科医 鄭先生の紫外線吸収剤・オイル不使用の日焼け止めをご紹介いたします。 |